なぜ赤ちゃんにはカシミアが選ばれているのか?

高級そうなイメージがある「カシミア」。やさしい肌ざわりのカシミアは、赤ちゃんのブランケットやおくるみ、洋服などにも使われています。出産祝いとしてカシミアをセレクトする人も多く、高級ながらも人気の素材となっています。そこでこの記事では、カシミアはどんな素材なのか、なぜ赤ちゃんにカシミヤが選ばれることが多いのか、なぜ出産祝いとして人気なのかも紹介。出産祝いにどんなものをプレゼントするか迷っている人も、ぜひ参考にしてくださいね。

カシミアってなに?

カシミアとは、カシミヤ山羊から採取できる毛(動物繊維)のこと。厳しい寒さである冬を乗り越えるために生やす産毛のことで、1頭から採取できる毛は決して多くはないため、ウールやコットンなどの繊維に比べると希少で、高級な素材とされています。

カシミアの特徴

高級素材であるカシミヤには、どんな特徴があるのでしょうか?こちらではカシミアならではの特徴を3つご紹介します。

特徴1.肌にやさしい

カシミアの1番の特徴といえるのが、カシミヤ特有のやわらかい肌ざわり。ウールのようなチクチクしやすい繊維ではないので、皮膚が薄くて刺激に敏感な赤ちゃんの肌にも安心して使うことができる素材です。赤ちゃんが使うものということはパパやママが触れる機会も多いため、ママやパパがアトピー肌だったり敏感肌だったりする場合でも、カシミア素材なら肌荒れの心配もありませんね。

特徴2.軽い

カシミアは山羊の産毛を採取していることもあり、とても軽い素材。特にカシミア素材のブランケットなどを赤ちゃんに掛ける場合は、重さがないので赤ちゃんにかかる負担も少なくて済みます。また、赤ちゃんを連れて外出する場合、荷物が多く、重くなりがちですよね。しかしカシミアを使った洋服やブランケットなどは、荷物の重さも軽減させてくれますよ。

特徴3.保温性と放湿性にすぐれている

カシミアは山羊が冬を乗り越えるために生やす産毛なので、とにかく保温性が高いです。そのため寒い季節の外出時などに、ブランケットやアウターとしてカシミア素材のものを選ぶと、1枚でもしっかりと外の寒さから赤ちゃんを守ってくれます。また放湿性にもすぐれているので、赤ちゃんが不快に感じやすい蒸れも軽減。赤ちゃんが快適に使える素材といえますね。

カシミアのお手入れはどうするの?

カシミアは高級素材であるため、そのお手入れ方法に迷う人も多いのではないでしょうか。でも実は、カシミアのお手入れはそんなにむずかしいものではありません。基本的に使ったあとは手でホコリやゴミをはらうこと、毛並みを簡単に整えておくこと、広げて掛けておき、風通しをおこなうこと。そういった普段のお手入れを続けることで、カシミアを長い間キレイに使い続けることができます。また赤ちゃんの汗やよだれで汚れてしまった場合は、タオルに薄めた中性洗剤を染み込ませて汚れた部分を軽く叩く。そして水で濡らしたタオルで軽く叩くと汚れを落とすことができます。乾燥も忘れずにおこなってくださいね。カシミアを使ったベビー用品の中には自宅で洗濯できるものも販売されているので、メンテナンスに不安がある人はぜひ探してみてください。

カシミアは出産祝いにもおすすめ

カシミヤは高級なイメージであるがゆえに、「自分の子どもに買うのはちょっと…」と躊躇する人も多いもの。だからこそ出産祝いとしてカシミヤ素材のものをプレゼントすると、喜ばれることは間違いありません。またカシミヤ素材のものを出産祝いとしてセレクトする場合は、ブランケットやおくるみがおすすめ。特にブランケットはお昼寝のときはもちろん、外出時にチャイルドシートやベビーカーでひざ掛けとして使ったり、授乳ケープとして使ったりすることもできます。夏場でも冷房対策として活用できて使い方のバリエーションが豊富なので、出産祝いとしても人気のアイテムです。ただ1つだけ注意したいのが、自宅で使う場合も出産祝いとしてプレゼントする場合も、飾りなどがついていないデザインのものを選ぶということ。なんでも口に入れてしまう赤ちゃんにとって、取れたりちぎれたりする可能性のある飾りは誤飲などの事故に繋がってしまう可能性があります。できるだけシンプルなデザインのものを選ぶようにしましょう。ブランケットもおくるみも、洋服とは違って細かいサイズ展開がないので、そういったところも出産祝いとして選ばれているポイントです。

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まとめ

カシミアは敏感肌の赤ちゃんでも使える安心素材。高級な傾向にはありますが、軽かったり保温性が高かったりと、使い心地も抜群です。カシミアを使ったブランケットやおくるみなどは、特に使い道が多く出産祝いにもぴったり。お手入れも想像以上に簡単なので、ぜひこの記事を参考に、カシミアのベビー用品を手に取ってみてくださいね。