生後半年の赤ちゃんが喜ぶおもちゃって?知育おもちゃはいつから?

生後半年のイベントといえば、ハーフバースデイです。小さくて抱っこも大変な新生児期から、生後半年のうちに、赤ちゃんは大きく成長しています。首がすわったり、目でお父さんお母さんを追うようになったり、成長を実感できる嬉しい時期ですよね。

ハーフバースデイでは、赤ちゃんの記念写真を撮ったり、手形や足形をとったり、ご家庭それぞれでお祝いすることが多いでしょう。
生後半年のお祝いの仕方は決まっていないのですが、赤ちゃんにプレゼントを贈るのも素敵ですね。知育おもちゃは、これからもますます成長を続ける赤ちゃんにぴったりですよ。 この記事では、生後半年の赤ちゃんの特徴と、プレゼントにぴったりの知育おもちゃについてお話していきます。

プレゼントにぴったりの「知育おもちゃ」って何?

子育て雑誌や育児本でよく見かける「知育おもちゃ」、「知育玩具」とはどういったものなのでしょうか。知育おもちゃはプレゼントにぴったりと言えますが、そもそもどういったおもちゃなのか、これからお伝えしていきます。

知育おもちゃとは?

知育おもちゃは、赤ちゃんや子供の知力を育むためのおもちゃです。知育といっても、数字や文字などの勉強を教えるというものではありません。どちらかというと、子供たちの興味や関心を引き出すことで、脳を刺激したり、手先を十分に使ったりすることにつなげていくおもちゃです。
幼児教育では、頭、心、体の発達を発達させることを大切にします。特に赤ちゃんの頃は、興味関心が非常に強く表れる特徴があります。興味関心を尊重しながら、遊びを通して知能の発達を促すものが、知育おもちゃです。赤ちゃんの成長を願うおもちゃだからこそ、プレゼントにもおすすめといえます。

知育おもちゃをプレゼントする時に気をつけておくこと

赤ちゃんへのプレゼントに知育おもちゃを選ぶときは、必ず対象年齢や対象月齢を確認しておきましょう。
知育おもちゃは、赤ちゃんの成長のタイミングに合わせて、その時期に育みたい力を伸ばすために作られています。
小さな赤ちゃんに、幼児教育で使うようなおもちゃは向いていません。逆に、3歳の子供に赤ちゃん用の知育おもちゃをプレゼントしても、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
赤ちゃんや子供の成長にあわせて知育おもちゃをプレゼントすると、喜んでもらえますよ。

知育おもちゃをプレゼントする前に知っておきたい!生後半年の赤ちゃんの特徴とは?

知育おもちゃをプレゼントするなら、赤ちゃんの成長に合わせたおもちゃを選ぶことが大切だとお伝えしました。
では、生後半年の赤ちゃんには、どのような特徴があるのでしょうか。生後半年といえば、ハーフバースデイを迎える時期ですよね。赤ちゃんが生まれてから生後半年までは、頼りなかった赤ちゃんが急激に成長していく時期といえるでしょう。
生後半年の赤ちゃんの特徴について、これからお伝えしていきます。

腰がしっかりしておすわりする赤ちゃんも

生後半年となると、支えがなくても赤ちゃんが自分ひとりでお座りできるようになり始めます。生後半年では、離乳食をスタートする時期でもあります。お座りしてくれるとお父さんお母さんも離乳食を食べさせやすくなりますね。

頭を起こして高さを感じられる

赤ちゃんがお座りできるようになると、赤ちゃんの目線が大きく変わります。今まで寝転んでいて低かった目線が、お座りすることで急に目線が高くなるのです。
さらに、お座りできるようになると、うつ伏せや腹ばいの時よりも、両手が使いやすくなります。生後半年では自分自身の手をきちんと認識しています。お父さんお母さんが渡したおもちゃを触ったり、叩いたりできるようになっていきます。

歯が生え始める

生後半年の赤ちゃんは、少しずつ歯が生え始めます。歯が生え始めることで、何となく歯ぐきにむずがゆさを感じる赤ちゃんもいます。
もともと生後半年は何でも舐めたり噛んだりする時期ですが、歯ぐきのむずがゆさから、おもちゃを噛むようになる赤ちゃんも多いです。

気になるおもちゃを掴んだり、手を伸ばしたりして、手先が発達する時期

生後半年の赤ちゃんには、好奇心が強く表れます。赤ちゃんの近くにおもちゃがあれば、手を伸ばして取ろうとします。気が付けば、赤ちゃんがティッシュペーパーを引き出してしまっていた、という経験があるお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。
気になるものがあれば、手を伸ばして触ることで好奇心を満たしているのです。手で掴んだおもちゃや服を、口に近づけて舐めたり噛んだりするのも、生後半年の特徴です。噛んだりなめたりすることで触感を感じ、どのようなものか学んでいるといえます。
舐めたり噛んだりすることは、口を動かすことにつながります。生後半年の赤ちゃんは、口を動かせて、脳を活性化させているとも言われています。

生後半年の赤ちゃんへのプレゼント、どんな知育おもちゃがいい?

生後半年の赤ちゃんは、手先の発達や好奇心が強く表れる時期です。せっかく知育おもちゃをプレゼントするなら、赤ちゃんにあったものを選んでみませんか。赤ちゃんが楽しみながらも、成長に合わせた知能を養っていくことができます。
しかし、生後半年の赤ちゃんは、どんな知育おもちゃを喜んで使ってくれるでしょうか。先ほどお伝えした赤ちゃんの特徴から、プレゼントを選ぶうえで大切なことをお伝えします。

手先を使って掴みやすいおもちゃ

生後半年の赤ちゃんは、手を伸ばして掴んだり、握ったりすることで手先を発達させています。手のひらで掴むことで、おもちゃの柔らかさや温度を感じ、新たな発見をしていることもあります。
生後半年の赤ちゃんには、知らないものが周りにたくさんあります。手を使って新たな発見をすると、赤ちゃんにとって大切な刺激です。 赤ちゃんの好奇心を刺激できるように、手先を使うおもちゃをプレゼントに選ぶといいですね。

舐めても噛んでも安心できる、安全なおもちゃ

生後半年の赤ちゃんは、危険から自分を守ることができません。赤ちゃんにプレゼントするなら、安全なおもちゃを選びましょう。 生後半年の赤ちゃんの場合、おもちゃを口のなかに入れようと舐めたり、噛んだりします。舐めたり噛んだりすることは、赤ちゃんの成長にとっては重要です。安全なおもちゃをプレゼントしましょう。
固いおもちゃより、柔らかいおもちゃをおすすめします。布製のおもちゃなら、赤ちゃんが振り回して自分の顔に当ててしまっても、痛くありませんよ。 また、木製のおもちゃは、赤ちゃんが噛んでしまっても、硬すぎることがありません。優しい触感や、自然を感じられることも、赤ちゃんにとってよい刺激になりますね。

家庭で簡単に洗えて、乾かせやすいおもちゃ

赤ちゃんにプレゼントするなら、簡単に洗えるおもちゃがおすすめです。 生後半年の赤ちゃんは、何でも口に近づけ、舐めたり噛んだりします。衛生面が気になって、おもちゃをしょっちゅう洗っているご家庭も多いでしょう。
簡単に洗えて乾かしやすいおもちゃなら、布製がおすすめです。簡単に水洗いできますし、おもちゃを干す時には洗濯物と同じように干せるでしょう。

音が鳴るおもちゃ

音が鳴るおもちゃをプレゼントすると、赤ちゃんの好奇心を刺激できます。生後半年の赤ちゃんは、聴力が成長している時期です。お父さんお母さんなど、普段からよく聞く声と、他人との声を区別できているほどです。
さらに、ビニール袋のガサガサという音が好きで、音が聞こえるとつい振り返ってしまう赤ちゃんもいます。泣き止んでいても、ガサガサ音が聞こえると泣き止む場合もあるようです。
赤ちゃんが大好きなガサガサという音がするおもちゃも、プレゼントにおすすめです。

生後半年の赤ちゃんにおすすめ。プレゼントにぴったりの知育おもちゃとは?

生後半年の赤ちゃんのプレゼントを選ぶポイントについて、これまでお伝えしました。これからは、実際にどのような知育おもちゃがおすすめか、ご紹介していきます。

布絵本

生後半年の赤ちゃんには、紙の絵本よりも布絵本をおすすめします。
布絵本は、柔らかい素材でできているので、生後半年の赤ちゃんが握りやすいです。触るとカシャカシャと音がする布絵本もあります。赤ちゃんの聴覚や触覚を刺激し、喜んでくれますよ。
布絵本なら、赤ちゃんが舐めたり噛んだりしても、硬くありませんので安心です。さらに、自宅で簡単に洗うことができるので、衛生面でも不安なく使えますね。
なお、生後半年から絵本を与えることは決して早すぎることはありません。内容を理解することは難しいので、「ブー、ワンワン、ニャー」などの音を楽しむ絵本を選ぶといいでしょう。色をたくさん使った鮮やかな絵本なら、見ることで赤ちゃんの視覚を刺激しますよ。

布製ラトル

ラトルとは、いわゆるガラガラのことです。赤ちゃんが握ったり、振ったりして遊ぶおもちゃです。ラトルには、ガラガラの形以外にも、人形の形やボールの形をしているものもあります。
生後半年の赤ちゃんなら、持ち手としてリングがついているラトルをおすすめします。握る力を育むだけでなく、振って遊ぶことで手の使い方を学んでいきます。
布製ラトルなら、遊んでいて顔に当たってしまっても痛くありません。布製ラトルの場合、家庭で水洗いできるものが多いので、安心して使えますよ。

布ブロック

布ブロックとは、布でできたブロックのことです。正方形や長方形など様々な形があり、積み重ねて遊ぶことができます。
生後半年の赤ちゃんにとって、カラフルな布ブロックは視覚を刺激してくれます。ブロックは、プラスチックや木製が多いです。しかし、布製の柔らかいブロックなら、生後半年の赤ちゃんも安心して遊ぶことができますね。 生後半年では掴んだり舐めたりして遊びますが、成長するにつれてブロックを重ねて遊ぶようになります。成長に合わせた遊び方ができるのも、布ブロックならではと言えます。

ルーピング

ルーピングとは、ワイヤーに通したビーズを手で動かせることで遊ぶ知育おもちゃです。ビーズは取れないようになっているので、生後半年の赤ちゃんにも安心して遊ばせられます。
ビーズを触ったり動かせたりすることで、手先の発達を促し、集中力を身に着けていくおもちゃです。ビーズを高い所から落とすことで、落ちる音を楽しむ赤ちゃんもいますよ。
お座りができるようになると、両手を使うことでルーピングを楽しむことができます。 さらに、ルーピングにはカラフルなものが多いので、色を認識することにもつながります。

木製ラトル

従来のプラスチック製だけでなく、布製や木製など、さまざまな素材からラトルを選ぶことができます。赤ちゃんに合わせて選ぶことができるのは嬉しいですね。
木製ラトルなら、適度な硬さがあります。歯が生え始める生後半年の赤ちゃんの場合、歯固めとしても使えるのでおすすめです。 木材を使用した優しい色合いは、赤ちゃんが使うおもちゃにぴったりです。自然を感じられる木製ラトルなら、赤ちゃんの肌に優しく、安心して使えますね。

まとめ

今回の記事では、生後半年の赤ちゃんへのプレゼントにぴったりな、知育おもちゃについてお伝えしました。
生後半年の赤ちゃんは、手先が発達していく時期といえます。また、興味関心が強く表れ、色んなものを舐めたり噛んだりしてしまいがちです。
知育おもちゃをプレゼントするなら、安全でお手入れが簡単にできるものを選びましょう。音が鳴るおもちゃやカラフルなおもちゃも、赤ちゃんの聴覚や視覚を刺激してくれますよ。
なお、赤ちゃんの成長に合わせてプレゼントを選ぶ必要があります。生後半年の赤ちゃんなら、布絵本、木製ラトル、布ブロック、ルーピングをプレゼントにおすすめします。
安全性が高く、生後半年の赤ちゃんの好奇心をしっかり満たしてくれるプレゼントになりますよ。ハーフバースデイのお祝いにおすすめです。