赤ちゃんってスタイを必ずしも使うわけじゃないって本当?全ての赤ちゃんにスタイが必要な理由を徹底解説

出産祝いで大人気の贈り物といえば「スタイ」です。
単体でちょっとした贈り物から、セットでのプレゼントまで、渡す相手によって様々な贈り方ができるので出産祝いにはオススメの商品。
ただ、「スタイをもらっても実際あまり使わなかった」「スタイの使用方法が分からない」という声も多く、タンスの奥に眠ったままという人もいます。
実は、スタイはどの赤ちゃんにも使えるおすすめアイテムです。
そこで今回は、出産祝いにおすすめのプレゼントであるスタイの使用目的と選び方などをご紹介します。

出産祝いでおすすめのプレゼント「スタイ」の使用目的とは?

よく「スタイはよだれが良く出る赤ちゃんだけが使うもの」と思っている人がいますが、それは違います。
実は、スタイはいろいろな場面で使える万能アイテムです。
スタイは、赤ちゃんの頃の限られた時期にしか使用しないので、使用方法や用途を知らないという人も多いのではないでしょうか。
よだれ拭き以外にも、スタイには以下のような使用方法があります。

  • ・ミルクの吐き戻し対策
  • ・食べこぼしキャッチ
  • ・オシャレ

それぞれの使用方法や、月齢別の使用方法についてご紹介します。
スタイを出産祝いに貰って使い道に困っているママさんだけではなく、出産祝いを探している人も、月齢別・用途別にご紹介するので参考にしてみてください。

出産祝いのプレゼントに贈るスタイの時期別の使い方

出産祝いに人気のスタイは、赤ちゃんの月齢などによって使用用途が異なります。 それぞれの時期によって選ぶスタイも変わるので、出産祝いに贈る人は渡す時期と合わせて確認してみてください。 今回は、新生児・3か月頃・5か月頃に分けてご紹介します。

スタイの目的①新生児期

新生児期に、ミルクの吐き戻し対策として使用するのがスタイです。 生後間もない赤ちゃんは、自分でミルクを飲む量を調節できないので、空気も一緒に飲んでしまいます。 そのまま横にすると吐き戻してしまうので、ミルクや母乳を飲んだ後にはげっぷをさせてあげますが、げっぷがうまくできずミルクを吐き戻してしまうことも。 その際、スタイは衣服や肌に吐き戻したミルクがこぼれないよう、一次受けとして活躍します。 吐き戻しはどの赤ちゃんにも起こりうることなので、ミルクを吐き戻してしまった時のためにスタイを付けておくのがオススメです。

スタイの目的②3か月頃~

赤ちゃんの唾液の分泌量は、大人と同量で1日1~1.5ℓほどです。 しかし、赤ちゃんは口の機能が未発達なので、口を閉じたり、唾液を飲み込んだりすることができずよだれとして出てきてしまいます。 3か月頃のバタバタと手足を動かし始めるあたりから、よだれが出る子が出てきます。 その際、よだれを放置してしまうと肌がかぶれるので注意が必要です。 また、よだれで汚れた服をそのままにしておくのも不衛生ですが、毎回服を着替えさせるのはママの負担です。 その対策として、スタイはとても重宝されます。 スタイであれば、よだれで汚れてしまってもスタイだけを毎回替えれば良いのでママの負担が減ります。

スタイの目的③5か月頃~

5か月頃になると、離乳食が始まります。 ただ、赤ちゃんはうまくご飯を食べることができないので、食べこぼしがとても多いです。 ご飯を食べる度に、食べこぼしで服や床が汚れてしまします。 その際、スタイを使用すれば汚れを最小限に抑えることができます。 離乳食を食べる時用のスタイもありますので、食事の際はスタイを付けた方が良いです。

出産祝いでプレゼントするスタイの場面別の選び方

スタイを使う場面は様々あり、どの赤ちゃんも使用する機会があります。 出産祝いのプレゼントとしてスタイを贈る際は、どの場面用に贈るのかも考えた方が良いです。 場面ごとのスタイの選び方をご紹介するので、参考にしてみてください。

場面別のおすすめのスタイ:①普段使い

普段使いのスタイをプレゼントする場合は、素材に気を使って選ぶと良いです。 普段から肌に触れるものなので、肌に優しい素材のスタイをプレゼントしてあげましょう。 大きさに決まりはありませんが、大きいサイズのものはよだれがあまり出ない赤ちゃんの場合使用しにくいです。 首と顎まわりをカバーするくらいの小さめのスタイが、どの赤ちゃんにも使えるものになります。

場面別のおすすめのスタイ:②食事の時

食事の時に使うスタイをプレゼントする場合は、エプロンタイプのスタイを贈りましょう。 折り返しになっているポケットがついているので、食べこぼしをキャッチすることができます。 また、素材もナイロンやシリコンなど水を弾くものにすると、スタイのお手入れが楽なので、出産祝いにプレゼントすると喜ばれます。

場面別のおすすめのスタイ:③外出先

外出先でのおすすめのスタイは、使い捨てタイプ。 普通のスタイを持って行っても問題はないのですが、特に食事の際に使用するスタイは汚れがついてしまうと出先で洗うのは難しいです。 汚れたまま持って帰るのも大変な上に不衛生です。 その際とてもおすすめなのが、使い捨てタイプのスタイ。 紙の素材でできているものが多く、1回きりの使い捨てなので汚れても気楽に使用することができます。 使い捨てスタイを知らない人も多いので、出産祝いにプレゼントすると喜ばれます。

場面別のおすすめのスタイ:④おめかしをする時

スタイは、おしゃれをする場面でもファッションとして活躍します。 スタイは首元につけるので、ネクタイや蝶ネクタイ、リボンなどのデザインがあしらわれた可愛い種類のものもあります。 例えば結婚式などでは、蝶ネクタイの柄のスタイを付けると、場の雰囲気にもマッチしたままスタイを使用できるのでおすすめです。 また中には、結婚式などの赤ちゃん用の服にスタイが最初からセットで付いているものもあります。 買う機会があまりないものなので、出産祝いでプレゼントしてあげると喜ばれること間違いなしです。

出産祝いで人気プレゼントのスタイの素材の選び方は?

スタイの素材はどのようなものを選んでプレゼントするのが良いのでしょうか。 スタイは素材がいろいろなものがありますので、使う場面などを想定してプレゼントしてあげましょう。 また、スタイに付いている留め具についてもおすすめのものをご紹介します。

普段使いならコットン・リネン・タオル生地

スタイは赤ちゃんの肌に直接触れるものです。 赤ちゃんは大人よりも何倍も肌がデリケートなので、素材は肌に優しいものを選びましょう。 また、よだれなどを拭くものでもあるので、吸水性の素材もおすすめです。 普段使いのスタイを出産祝いにプレゼントするなら、コットン・リネン・タオル生地のものを選ぶと良いでしょう。 天然素材のものであれば赤ちゃんにも安心して使えます。

食事スタイをプレゼントするならシリコン・ビニール素材

食事用のスタイを出産祝いにプレゼントするなら、水を弾く素材のものにしましょう。 食べこぼした後のスタイを洗ったりするのは大変です。 お手入れしやすいシリコンやビニール素材のスタイなら、ママの負担が軽減されます。 食べこぼしをキャッチする形になっているものが多いので、キャッチする部分が大きめの使いやすい形のものを選びましょう。

スタイの留め具は安全なものを選ぶ

スタイの留め具はマジックテープ、スナップ、ボタン、りぼんなど様々な種類がありますが、安全なものを選ぶようにしましょう。 例えば、赤ちゃんは肌が弱いので、マジックテープだとテープ部分が肌にあたって傷がついてしまう可能性があります。 また、プレゼントに多いスナップタイプも、寝ている時間が長い赤ちゃんの場合、首元にあたって寝にくいかもしれません。 ボタンタイプは、ママが付け外すのに手間取ってしまうことがありますし、りぼんタイプも紐が首に巻き付いてしまう危険性があります。 このように赤ちゃんは常に危険と隣り合わせの状態なので、より安全なものを選びましょう。 メーカーによって、安全性にきちんと配慮された工夫がされています。 商品をしっかりと見て、月齢や赤ちゃんに合ったものをプレゼントするようにしましょう。 迷った場合は、スナップボタンタイプが一番オーソドックスなタイプなのでおすすめです。

出産祝いのプレゼントにおすすめスタイ一覧

出産祝いでおすすめのプレゼントのスタイの注意点

スタイを使用する際に注意した方が良い点があります。 プレゼントされた側も、しっかりと注意して使用するようにしましょう。

枚数は赤ちゃんに合わせて

スタイの必要な枚数は、赤ちゃんによって異なります。 唾液の多い赤ちゃんの場合、1日に10枚以上替えることも。 唾液が少ないと2~3枚で足りる赤ちゃんもいますので、最初から多く購入せずに状況に応じて買い足すと良いでしょう。 スタイは出産祝いでよく貰うプレゼントなので、中にはスタイを自分で購入しなくても出産祝いで貰ったものだけで足りる場合もあります。

赤ちゃんを寝かせる時は外す

スタイを付ける時に必ず注意したい点が、赤ちゃんが寝ている時は外すということです。 スタイは小さいので大丈夫だと思いがちですが、赤ちゃんは自分で顔にかかったスタイを除けることができません。 窒息を防ぐため、寝ている時や少しの間目を離す時には、スタイは外すようにしましょう。

常に清潔に保つ

よだれや吐き戻し、食べこぼしで汚れたスタイは、こまめに交換するようにしましょう。 スタイは常に赤ちゃんの肌に触れているものなので、清潔に保っていないと赤ちゃんの肌が荒れてしまいます。 数が足りない場合は、買い足したりこまめに洗濯したりしましょう。

まとめ

今回は、出産祝いで人気のスタイについて、すべての赤ちゃんがスタイを使用する理由や使用方法、出産祝いで贈る際の選び方をご紹介しました。 赤ちゃんの時期別のスタイの使用目的は以下です。

  • ・新生児期:ミルクの吐き戻し対策
  • ・3か月頃~:よだれ拭き
  • ・5か月頃~:食べこぼしキャッチ

また、場面別でおすすめのスタイの選び方は以下になります。

  • ・普段使い:肌に優しい素材
  • ・食事使い:食べこぼしをキャッチできる・水を弾くシリコン素材など
  • ・外出時:使い捨てスタイ
  • ・おめかし時:蝶ネクタイやリボンのデザインのものなど

スタイは、肌に優しいコットン・リネン素材のものから、水を弾き食べこぼしの際のお手入れが楽なシリコン素材などいろいろな素材のものがあります。
プレゼントする赤ちゃんの月齢や目的別にスタイを選びましょう。
また、スタイを使う時には安全に配慮し、寝ている時には使用せず、常に清潔に保てるよう複数枚用意しておくと良いです。

スタイはどの赤ちゃんも使用する万能なアイテムです。
出産祝いで大人気な上に、何枚あっても困らないものですので、ぜひプレゼントしてみてください。