お米が内祝いで喜んでもらえる理由とは?選ぶポイントやおすすめのギフトを紹介
公開日: 2022年02月23日 / 最終更新日: 2023年05月31日
出産や結婚の内祝いに、何を贈れば良いのか迷っている方は多いと思います。
最近では、内祝いの贈り物に、「お米」の商品の人気が高まってきています。お米は、贈られる側にとっても嬉しい贈り物です。ただし、お米を内祝いとして贈る際は、選び方や贈り方などのマナーがあります。
今回は、内祝いにお米が選ばれている理由や、選び方や贈り方のマナー、おすすめのお米ギフトを紹介します。
目次
縁起物のお米は内祝いにおすすめ!
まずは、お米が内祝いにおすすめの理由を見ていきましょう。
お米は、昔から縁起物であると言われています。古来より、秋の収穫を祝い、神様に実りを感謝してお供えにする収穫物もお米が中心でした。米、という漢字を分解すると「八十八」になります。お米には「八十八の神が宿っている」とも言われ、八という漢字は末広がりに運が開けるという意味があります。また、お米は一粒から千粒以上になるものもあるほど、一つの稲穂にたくさんの実りを付けるため、子孫繁栄の象徴ともされています。
このように、お米は縁起の良い食べ物のため、相手の健康や幸せを願い、お祝い事に関する贈り物にふさわしいギフトと言えるでしょう
縁起が良いだけではない、内祝いにお米を贈るメリットとは?
お米は縁起を担いだものだけでなく、他にも贈るメリットがあります。お米は多くの日本人にとって主食となっており、毎日の食卓に欠かせないもの。そのため、食べ飽きるということがなく、好き嫌いがあまりない食品と言えます。
また、食品の中でも長期の保存が可能なため、すぐに食べきってしまわなくても余って困るということもありません。
これらの理由から、お米は誰に贈っても喜ばれるため、様々なギフトに選ばれています。
知っておきたい!喜ばれるお米を選ぶポイント
お米はほとんど毎日食べるものなので、普段はなるべく安いものを選んで購入する方も多いのではないでしょうか?毎日食べるものだからこそ、普段はなかなか買わないような、一味違う特別なお米を贈ればきっと喜んでもらえるはずです。
たとえばブランド米や、無農薬栽培や有機栽培されたお米などのギフトは特別感があり、内祝いの贈り物にふさわしいと言えるでしょう。
味で選ぶなら、発送する直前に精米した新鮮なものや、鮮度を保つため低温で保存したもの、真空パックにして長期保存しても劣化しづらいものを選んでも良いでしょう。
最近では写真映えするようなパッケージデザインや包装にもこだわった、おしゃれでかわいいお米もあり、贈ると喜んでいただけるのではないでしょうか。
このように、お米を選ぶポイントはいくつかあります。贈る相手の家族構成や、生活状況に合わせたギフトを選ぶようにしましょう。
内祝いでお米を贈る前にマナーを確認しましょう
内祝いにお米を贈る際に大切なのは、贈り方のマナーです。内祝いは、贈り方によっては相手に対して失礼になってしまうケースがあるため、マナーについて確認しておきましょう。
内祝いの贈り物は、お祝い事に関連する贈り物であることを伝えるためにも熨斗(のし)が必要です。お祝い事によって使用する熨斗は違います。
結婚のように、一度きりが良いお祝いの場合は、ほどけない「結び切り」の形を使用します。
一方、出産のように複数回繰り返しても構わないお祝いごとには、「蝶結び」の形のものを選びましょう。慶事のお返しなので、水引の色は「紅白」を選びます。
内祝いのギフトの相場は、いただいたお祝いの1/3~半額程が相場とされています。安すぎても高価すぎても失礼にあたりますので、相場から大きく外れない金額のものを選びましょう。
出産の内祝いには、「体重米」という商品があります。体重米とは、その名の通り、生まれた赤ちゃんの体重と同じ重さのお米のことです。お米に赤ちゃんの出生月日や体重を添えておくことで、出産の内祝いだという意図がわかりやすく、内祝いに適しているといえるでしょう。
ただし、子供がいない夫婦や、不妊治療中の方へ贈るのは、避けたほうが無難です。出産というデリケートな事柄に関わるお祝い事なので、慎重に選びましょう。
内祝いにおすすめのお米のギフト
最後に、内祝いにおすすめのお米のギフトを厳選して紹介します。
内祝いの品に迷ったらお米がおすすめ!
今回は、お米が内祝いの贈り物におすすめの理由や贈る際のマナー、お米ギフトの選び方のポイントについて解説しました。
多くの方にとって主食であり、ほとんど毎日食べると言っても過言ではないお米。古来から縁起物とされているため、お祝い事の内祝いの贈り物にはぴったりです。数多くのお米ギフトがあるため、贈る相手の家族構成や、生活の状況に合わせたものを選ぶようにしましょう。
鮮度や品質にこだわった上質なものや、パッケージデザインや包装がおしゃれでかわいいものなど、どのような物を選べば喜んでもらえるのか考えるのも、内祝いの贈り物を選ぶうえで大切です。お礼の気持ちがしっかりと伝わるものを探してみてください。